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            ●リウマチ医かつ、町の一般医となって  *「流」、 No204 p35 .1999 より 
             
 これまで成人病と言っていたのを生活習慣病と呼び換えよう(厚生省の方針表明、96年秋)、何故なら病気によっては、その発病・進行への「影響」度は、環境的因子・ライフスタイルが約7割、遺伝的要因・その他が3割くらいと考えられるから……、もちろん、病気ごとにその割合も、その他の要素も様々であると思われます。リウマチは……? 
 
 「もっともよく見られる自己免疫疾患のひとつである慢性関節リウマチは、……ライフスタイルの変更によって改善しやすい病気である」とアンドルー・ワイルは述べています。 
 臨床の実際の場面での自分の日々の感想はどうであろうか? 
 
 個々の患者さんで、感じ方や訴え方が「個性的」な痛み″を除くと、年代や]線の変化や家族の介助の状況や経済的状況がほぼ同じようにみえるのに、そして、ほぼ同じ薬物治療と療養指導をしているのに、臨床の経過が一人ひとり違ってくるのは何でだろうか? 
 
       外来で大体月に1〜2回、平均して5〜15分間診るとして、(入院中の主治医となった時は、その患者さんの人生に一時期、比較的時間をとって治療・助言するとしても)、ほとんどの人が家庭で、日常生活の中で、個々人が実行しているその方法、つまり、ライフスタイルが、かつ、そのささやかな日々の積み重ねが、一人ひとりの経過の違いになっていくのでは……? 
 
             前後約15年間勤務した中伊豆温泉病院を退職し、本年1月、静岡県函南柏谷の地にリウトピア クリニックを開設しました。「リウマチの患者さん及び患者さんを取り巻く多くの人々−家族・友人・ボランティア達−が集い、療養する患者さんと、それを見守り、求めに応じて介助・助言する人も、日々のケアの実践を通して心身の療養・鍛錬″をする (互いにケアされる)場所」創りを目指して……。 
             今後、リウマチ医かつ地域の一般医としての実践のなかで、上記のテーマを確認していきたいと考えています。 | 
           
          
            ●米子より伊豆 処(こ)へ?  
             (平成10年3月 鳥取大学医学部同窓会 「米子同窓だより」第64号 より一部抜粋) 
             
             妻が結婚3年目に慢性関節リウマチ(RA)になったこともあるが、外科医への道から軌道変更し、妻のリウマチとつき合い、早や26年となった。(将来リウマチを個人的に教授してくれる人と)結婚したことの「先見の明」を自負している?! なぜならば…、「リウマチ学は今日の医学大部分の縮図である」と、本間光夫氏のある翻訳文にあり、リウマチ医は(現代医学の最先端の)免疫学・リウマチ医療・リハビリテーションの知識・技術を駆使して患者のために行う、やりがいのある仕事であるから…。 
             
             現在の計画は近い将来、リウマチ療養村を創り、患者や家族やボランティア達が集い、語り合い、楽しく過ごせるような「トポス」を建設したい、ということ。 
             ご協力のほど、よろしくお願いします。 | 
           
        
       
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            ●最近の著作等 (リウトピアの開業1999年1月以降) 
                         ●下線のついたものは著作の内容をご覧いただけます。 
 
リウマチ医、かつ、町の一般医となって 
             流(日本リウマチ友の会機関誌)、No.204、pp35、1999.11.18発行 
 
RA患者の日常生活指導と管理(共著) 
             実地医衣のための慢性粥節リウマチの診療、pp.209−215、1999、永井書店 
 
ADL及びQOLからみた外科的治療のタイミング(共著・シンポジウム発表) 
             中部リウマチ(学会機関誌)、Vol.32、No.2、pp.113−114、2001 
 
            「結婚・夫婦生活について」 〜特集 若いリウマチ患者へ 
             流 No.213,pp.7〜11,2001 
 
(リウマチ・膠原病患者の)生活指導、在宅ケア(共著) 
             リウマチ科、Vol.27、Feb 2002、PP.509−514、2002、科学評論社 
 
リウマチ、膠原病患者の日常生活措導(共著) 
             〜特集 総合診療医・家庭医のためのリウマチ、膠原病の診かた 
             治療 2002.6月号、(vol.84),pp.141-144、南山堂 
             
            『痛み』をかわす 
            体験を読んで 
             流(日本リウマチ友の会機関誌)、No.227、pp32-36,37、2003.4.4発行 
             
            ●少し以前のものを含め、患者さんのお役に立ちそうないくつかの著書 
             (諸学会での学術発表を除く) 
             
            リウマチと痛み :リウマチのリハビリテーションとその諸問題 
             JOURNAL OF CLINICAL REHABIRITATION (臨床リハ)別冊 
             pp.97-100、1994.8.20. 医歯薬出版株式会社 
 
            これでできるリウマチの作業療法 石原・今野共編 南江堂 1996.9 初版 
             II.B. 「リウマチの障害学−治療」 比嘉・酒井共著  
             III.F. 「ADL障害に対するアプローチ−自助具と在宅の改造」 比嘉・鈴木共著  
             
            慢性関節リウマチの医療と在宅ケア 
             月刊 地域保健 1996.12月号 
             
            リウマチのリハビリテーション 
             流 No.193、P18-22、1997.1.29. 
 
            「基礎療法の」の実践で病状をコントロール 
             リウマチ全国医師ガイド、監修 松井宏夫、pp.50-55、1998 婦人生活社 
             
            特集・重障児者を介護する家族の暮らしと健康−リウマチと共に26年− 
             「リハビリテーション」 No.401 pp.16-20、1998.3 鉄道身障者協会 
             
            ●出版社の同意が得られ次第、上記著作の内容を順次掲載予定です。 | 
           
        
       
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      リウトピア クリニック 
      〒419−0112 静岡県田方郡函南町柏谷283-1 
       TEL:055-970-1000  
      FAX:055-970-0707 
       
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