| ●四季の便箋 1993年 作品 | 
    
    
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            優しさと弱さは、紙一重なので、 
            私たちは、強くなるために優しさをこばむところがある。 
            けれども、優しさを深く深くどこまでも深く求めていくと、 
            何もおそれるものはない道に辿りつくことだろう。 
            由子の絵は、やがてそこを行くだろう。 
            しなやかに、たゆたいながら 
            天空の風にのって広がれ ひろがれ君の花よ。 
            不自由な手で描かれた優しい由子の絵を、 
            応援してください。 
             
                          こしき島にて… ( 1993年)     斎藤きみ子  | 
           
        
       
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